2019-11-06 08:00地域

テレビ塔、宙に「浮く」?=名古屋市

 2020年7月にリニューアルオープンを予定している名古屋市のシンボル「名古屋テレビ塔」。免震装置などを設置するため、塔を支える4本の柱脚が基礎部分から切り離された。約4000トンのテレビ塔が油圧ジャッキで支えられ、宙に浮いた形となった。
 名古屋テレビ塔は19年1月に営業を休止し、総工費約30億円をかけて塔全体の改修工事が行われている。うち免震化の工費は約9億円。
 報道陣を前に、ダイヤモンドの刃が付いた特殊なワイヤで、柱脚と基礎部分が切断された。担当者によると、柱脚を地面から切り離して免震化する工事は前例がないという。年内には4本の柱脚それぞれに4種七つの免震設備が設置され、塔はジャッキから下ろされるという。
 名古屋テレビ塔の大沢和宏社長は「4本の足でがっちりと支えられてきたテレビ塔が、地球と切り離される」と感無量の様子。柱脚を地面から切り離すのが、複数の電波を送信する日本最古の集約電波鉄塔の外観を残しながら免震化する唯一の工法だったという。大沢社長は「(テレビ塔を)日本の記録として、残していきたい」と意気込みを語った。【もぎたて便】

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