2019-10-28 08:00地域

聖火通らぬ村、独自にリレー=山梨県小菅村

 山梨県小菅村でこのほど、村民ら約50人が竹製たいまつで「聖火」をつなぐリレーイベントが催された。同村は山岳地帯にある人口約700人の小さな村。2020年東京五輪・パラリンピックの聖火リレーは通過しないことが決まったが、五輪に向けた機運を醸成しようと村が独自に計画した。
 五輪さながらに、大菩薩峠頂上(標高1897メートル)で、日光を集めて火を起こす「採火」を事前に実施。トーチに見立てた竹製たいまつを38本製作した。
 当日は2歳から70代まで、おそろいのTシャツを着たランナーたちが8地区計7.2キロを駆け抜けた。沿道からは「頑張れ」などと声援が飛び、ランナーも手を振って応えていた。
 発案したのは舩木直美村長。1964年東京大会の際にテレビで見た聖火リレーが忘れられず「村の子どもたちにも五輪に参加したという思い出を作ってあげたい」と考えたという。
 小学2年の息子と同6年の娘と走った小泉しおりさん(44)は「子どもたちも楽しそうで、参加してよかった」と話した。【もぎたて便】

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