2019-10-24 10:33社会

「神戸ワイン」新酒、25日解禁=神戸市〔地域〕

 神戸市の外郭団体「神戸みのりの公社」は、神戸市産のブドウを100%使用し、同公社で醸造した「神戸ワイン」の2019年の新酒の販売を25日に解禁する。今年は梅雨明け後、8月前半まで晴天が続いたため生育が早く、例年より早い同月中旬に収穫を行った。
 新酒「みのり」の赤は、西区産のメルロを使用した。スミレのような華やかな香りに、軽やかな口当たりで、酸味と柔らかい渋みが感じられる。白はシャルドネ、シナノリースリング、リースリングの3品種をブレンド。爽快なかんきつ系の香り、甘みの中にさわやかな酸味が生きた味わいを楽しめる。いずれも1430円(税込み)。
 解禁に伴い、26~27日に西区の神戸ワイナリーで新酒祭りを開催。最寄りの市営地下鉄西神中央駅から無料シャトルバスを運行する。
 神戸ワインは1983年、市が農業振興のためブドウ栽培を開始したのが始まりで、ワイナリーの自社畑と市内の契約農家で栽培したワイン専用ブドウから造る。一時は在庫過多で経営難となったが、作付面積を絞り込み、品質向上に取り組んできた。
 近年はワイン審査会で受賞するなど評価も上昇しており、6月に大阪で開催された20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)の夕食会で「ベネディクシオン・ルージュ2016」が供されたことも話題に。在庫7000本は完売し、熟成中の2017年のリリースを11月に控える。これを追い風に「他の銘柄も伸びており、販売は昨年比で1割増」(藤重敏郎常務理事)と好調だ。 
[時事通信社]

最新ニュース

写真特集

最新動画