2019-10-16 20:09経済

北陸新幹線、被害全容なお時間=浸水120両、代替車両なく―JR東日本

 JR東日本は16日、台風19号で浸水被害を受けた北陸新幹線の線路などの本格的な点検・復旧作業に着手した。信号関係の電源装置に被害が生じており、東京と金沢を結ぶ北陸新幹線全線の運転再開には1~2週間程度かかる見通し。浸水した同社長野新幹線車両センター(長野市)に置かれていた車両10編成120両の具体的な被害状況は確認が進んでおらず、被害の全容判明にはなお時間がかかりそうだ。
 JR東によると、同車両センターからはほぼ水が引いたという。ただ、120両は長時間にわたって車体の床下が水に漬かり、うち2両は脱線していた。
 鉄道システムを専門とする工学院大学の高木亮教授は、浸水状況を踏まえ「モーター速度を管理するインバーターなど新幹線の心臓部が駄目になった可能性がある」と指摘。「すべて取り換えて修理するより新しく造る方が早い」と述べ、多くが廃車になる可能性を示唆した。 
[時事通信社]

最新ニュース

写真特集

最新動画