2019-10-11 19:41スポーツ

貴ノ富士が引退=付け人への暴力などで―大相撲

 日本相撲協会は11日、付け人への暴力などにより、自主引退を促した十両貴ノ富士(22)=本名上山剛、栃木県出身、千賀ノ浦部屋=からの引退届を受理したと発表した。懲戒処分ではないため、協会の規定に従って退職金などを支給する。
 相撲協会によると、同日午前に代理人弁護士から引退届と意見書が郵送で届いた。師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)が本人の意向として承諾し、協会の書式で引退届を提出した。
 相撲協会は今月中に臨時理事会を開き、暴力問題が再発したことについて改めて審議するとともに、コンプライアンス委員会に防止策の検討を委嘱する方針。意見書については、事実関係などを精査の上、協会の認識や見解を近くまとめる。
 貴ノ富士は、貴公俊のしこ名だった昨年春場所中に付け人を殴るなどして1場所の出場停止処分を受けた。今年8月にも暴力を振るい、弟弟子には差別的発言を繰り返していたことも判明。相撲協会の理事会は、今後の人生が長いことを考慮し、懲戒は見送り、自主引退を促す決議をしたが、記者会見を開いた貴ノ富士は現役続行を求め、11日までに自身の意向を文書で回答するとしていた。 
[時事通信社]

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