2019-09-20 08:54World eye

NZ―豪を泳いで2500キロ 保護されたキマユペンギン、野生へ

【シドニーAFP=時事】本来の生息地のニュージーランドから約2500キロ泳いでオーストラリアで保護されたキマユペンギンが、健康を取り戻し野生に戻された。≪写真は豪フィリップ島の海に放たれるキマユペンギン。ビクトリア動物園・フィリップ・アイランド・パークス提供≫
 衰弱したこのペンギンはメルボルンの南に位置するローン近くの岩場でもがいているところを発見された。
 メルボルン動物園のマイケル・リンチ獣医局長は、ペンギンは体重不足だったため、餌を数週間かけて少しずつ与え、徐々に水に慣らさなければならなかったと述べた。
 キマユペンギンは餌を探して長い距離を泳ぐことで知られる。海の中で過ごす時間があまりに長く、時には尾羽にフジツボが育つほどだ。絶滅危惧種に指定されているキマユペンギンは、野生下の個体数は推定5000羽とされている。
 2か月育てられたペンギンは今月、健康であることが認められ、個体識別用マイクロチップを埋め込まれてビクトリア州沖フィリップ島の浜辺で野生に戻された。
 リンチ氏は「海での暮らしは厳しいものだが、われわれはこのペンギンがニュージーランドへ戻り、ゆくゆくは繁殖するのを期待している」と話している。【翻訳編集AFPBBNews】

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