2019-08-15 08:32World eye

米移民当局トップ、自由の女神像の詩を歪曲 移民に自立求め非難の的に

【ワシントンAFP=時事】米市民権・移民当局のケン・クチネリ長官代行は13日、ニューヨークの観光名所「自由の女神像」の台座に刻まれた有名な詩を一部改変して引用し、非難を受けた。≪写真は米市民権・移民当局のケン・クチネリ長官代行≫
 クチネリ氏は公共ラジオ「ナショナル・パブリック・ラジオ」に出演中、詩人エマ・ラザラスの詩「新しい巨像」は「米国精神の一部」か問われると、「疲れ果て貧しくとも、自立でき生活保護を受けない民衆を私に与えたまえ」と語った。
 原文は経済的自立に一切言及しておらず、「疲れ果て貧しくとも、自由の息吹を求めて身を寄せ合う民衆を、あふれかえる岸で拒まれる哀れな民衆を、私に与えたまえ」となっている。
 クチネリ氏の発言は、フードスタンプ(食料配給券)や公的医療保険などの社会保障制度を利用する移民に対し、永住権や市民権を付与しないことを目的としたドナルド・トランプ政権の新方針について議論する中で出たもの。
 トランプ氏はクチネリ氏の発言について問われると、新方針に関する議論を持ち出し、「『米国第一』に関するものだ。米国に流入してくる人々の費用を米国の納税者が支払うのは、フェアではないと思う」と述べた。【翻訳編集AFPBBNews】

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