2019-08-15 08:00地域

図書館にデイノケイルスの前脚模型=埼玉県日高市

 埼玉県日高市立図書館は、児童コーナーにデイノケイルスのほぼ実物大の前脚骨格模型を展示している。図書館職員の小林孝弘さんの手作りによるもの。同図書館では9月1日に、国立科学博物館標本資料センターの「恐竜博士」真鍋真さんを招いてイベントを開催する予定で、そのイベント当日まで展示する予定だ。
 デイノケイルスは1965年に長さ2.4メートルの前脚だけが見つかり、長い間、謎の恐竜とされていた。その後、2006年と09年にモンゴルのゴビ砂漠でほぼ全身の骨格が見つかり、全身が約11メートルと獣脚類の中では最も体高の高い恐竜であることなどが分かった。特徴的な3本の指骨やかぎ爪から、ラテン語で「恐ろしい手」を意味するデイノケイルスと名付けられた。国立科学博物館で開催中の「恐竜博2019」では、デイノケイルスの全身骨格が展示物の目玉になっている。
 小林さんは、恐竜博に行かなくても子供たちがイメージしやすいようにと思い、使わなくなったついたての木枠に段ボールや新聞紙を巻き付け、粘着テープで形を整え、本の緩衝材だった紙を張るなどして制作した。インターネットなどで実物の骨格画像を確認し、骨の縮尺などに気を付けながら作ったが、最後は国立科学博物館に行って自身の目で確かめてきた。小林さんは「子供たちが恐竜や本に興味を持ってもらえればうれしい」と語った。【もぎたて便】

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