2019-08-14 19:10社会

「もっと家族といたかった」=帰省客ら予定前倒し―台風10号、Uターン直撃

 お盆のUターンラッシュと重なった台風10号の接近で14日、交通機関のダイヤが大幅に乱れ、各地で「帰省の足」に影響が出た。予定を前倒しして家路を急ぐ帰省客らからは「もっと家族といたかった」「帰れるのか」などの声が上がった。
 多くの発着便で欠航が決まった福岡空港では、フライトの遅延や欠航を心配する利用客の姿が目立った。福岡市内の実家に10日から帰省していた相模原市の会社員松本浩さん(52)は、15日の帰宅予定を14日に変更。「本当は親と一緒に15日まで過ごしたかったが、大きい台風なので仕方がない」と落胆した様子だった。
 JR東京駅の切符売り場には、東海道新幹線で15日に本数を減らす「間引き運転」が行われることを知った利用客が訪れた。千葉県で家族と過ごした亀井計寿さん(60)は、単身赴任先の広島県福山市への帰宅を1日早めたといい、「今夜家族で食事をする予定だったが、16日から仕事があるので今日中に帰らないといけない」と漏らした。
 JR新大阪駅も、山陽新幹線が15日に新大阪―小倉間の運行を終日見合わせることを受け、スーツケースを持った家族連れなどで混雑した。計画運休を知らせる貼り紙を見て、慌てて切符売り場の窓口に並ぶ人もいた。
 家族7人で福岡市へ帰省する大阪府吹田市の女性(39)は、台風のニュースを見て旅程を変更したといい、「15日の切符を予約していたが、なんとか14日の切符が買えた」と話した。 
[時事通信社]

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