2019-07-19 23:34国際

宇宙実験室落下、また混乱=成功報道後に「まだ軌道上」―中国

 【北京時事】新華社電によると、中国の宇宙実験室「天宮2号」は19日午後9時(日本時間同10時)すぎ、大気圏へ再突入し、燃え残った残骸が南太平洋の予定海域に落下した。ただ同日夕には、共産党機関紙が「任務完成」を伝えた直後に、当局が「(まだ地球を回る)軌道上にある」と報道を否定するなど、情報が錯綜(さくそう)。昨年の「天宮1号」落下時に続く混乱となった。
 昨年4月に天宮1号が落下した際は、予想落下地点が二転三転し、世界を振り回した。今回は国営メディアの報道が混乱を招いた。
 人民日報(電子版)は同日午後4時すぎ、中国有人宇宙プロジェクト弁公室の情報として、天宮2号の大気圏再突入を伝えた。しかし、同5時40分、国営中央テレビが同弁公室の「公式発表」として「午後5時半現在、天宮2号は上空190~370キロの楕円(だえん)軌道上にある。今晩タイミングを見て制御下で再突入させる」と報道。人民日報もこれを転載した。 
[時事通信社]

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