2019-06-12 19:49国際

金与正氏「協力継続願う」=韓国高官と板門店で面会

 【ソウル時事】韓国の金大中元大統領夫人、李姫鎬さんの死去を受け、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の妹、金与正党第1副部長が12日、正恩氏の弔意を伝えるため、板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で韓国大統領府の鄭義溶国家安保室長らと面会した。面会は午後5時(日本時間同)から約15分間で、与正氏は席上、「民族の和解と協力に尽くした李姫鎬氏の遺志を継ぎ、北南間の協力継続を願う」と述べた。鄭氏が代表取材団に明らかにした。
 2月末にハノイで行われた2回目の米朝首脳会談が物別れに終わって以降、与正氏が韓国高官と接触したのは初めて。米朝協議や南北対話が停滞する中、どのようなメッセージを伝えるかが焦点だったが、正恩氏から文在寅大統領への親書は携えていなかった。また、文氏からの親書を手渡すこともなかったという。
 与正氏には党統一戦線部のリ・ヒョン室長が随行し、面会に同席した。
 韓国紙・朝鮮日報は先に、米朝首脳会談決裂を受けて「与正氏は謹慎中だ」と伝えた。しかし、北朝鮮国営メディアは今月4日、与正氏が3日、平壌で始まったマスゲーム・芸術公演を正恩氏らと共に観覧したことを報じ、健在であることが確認された。 
[時事通信社]

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