2019-06-12 11:52World eye

深さ33mの井戸に転落した2歳児、4日後に引き上げられるも死亡 印

【ニューデリーAFP=時事】インド北部パンジャブ州で11日、狭い井戸の中で4日超にわたり取り残されていた男児(2)が引き上げられたものの、その後死亡が確認された。≪写真はインド北部パンジャブ州で、深さ33メートルの井戸に転落したファテビール・シンちゃんの救出活動の様子≫
 ファテビール・シンちゃんは6日、遊んでいる最中に深さ33メートルの井戸に転落した。
 使われなくなっていたこの井戸は直径23センチと狭く、多数の救急隊員とボランティアによる必死の救出活動は複雑化。救出現場には地元住民の他、テレビ局のカメラもその様子を見守り、全国からの注目が集まっていた。
 地元議員はAFPに対し、「男児はもう生きていない。朝の5時にインド国家災害対応部隊によって引き上げられたのだが」と述べた。
 ファテビールちゃんは州都チャンディガルの病院へ航空機を使って搬送されたものの、病院で死亡が確認された。
 救出活動では、古井戸と平行に穴が掘られ、さらに直径約90センチのパイプを穴に挿入し、ファテビールちゃんの元へ到達を試みた。ファテビールちゃんの元には酸素が供給されたものの、食料や水は届かなかった。
 古井戸はファテビールちゃんの家族が1984年に掘ったもので、かんがい用の水をくむために使われていたが、91年以降は使用されていなかった。
 事故を受けてパンジャブ州首相は、州全域でふさがれていない井戸の取り締まりを命じた。【翻訳編集AFPBBNews】

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