2024-11-15 10:40企業

21日に「世界アナフィラキシー啓発デー」を開催=EAACI〔GNW〕

 【グローブニューズワイヤ】欧州アレルギー・臨床免疫学会(EAACI)は、今月21日に「世界アナフィラキシー啓発デー」を初めて開催することを発表した。ギリシャのアテネで開催される「FAAM-EUROBAT2024」の初日に開催されるこの取り組みは、「アナフィラキシー(重篤で生命を脅かす可能性のあるアレルギー反応)」の予防と管理に関する意識を高め、重要な手順を促進することを目的としている。アナフィラキシーは世界人口の約1~2%に影響を及ぼし、世界中で発生件数が増加傾向にある。このアレルギー反応は、速やかな医療対応が必要であり、主な原因としては特定の食品や虫刺され、薬剤、ラテックスなどの一般的なアレルゲンへの曝露(ばくろ)が挙げられる。リスクがあるにもかかわらず、アナフィラキシーの症状や原因、緊急対応についての認識は依然として十分に広まっていないのが現状。世界アナフィラキシー啓発デーは、こうした知識のギャップを解消し、この重大な健康問題に対する世界的な理解を促進することを目的とする。この日に合わせて、EAACIは「患者のための実用ガイド」もリリースする。これは、アナフィラキシー反応の理解、管理、予防において患者と介護者を支援するために作成された包括的な資料である。このガイドは、トリガーの特定、アドレナリン自動注射器の正しい使用、日常生活におけるリスクを管理するための個別の行動計画の作成に関する実用的な洞察を提供する。〈GNW〉
 【注】この記事はグローブニューズワイヤ提供(1001013248)。

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