金融システム強化で一致＝Ｇ７財務相会合声明に明記へ
新潟市で開催中の先進７カ国（Ｇ７）財務相・中央銀行総裁会議は、ＳＮＳ経由の信用不安拡大などの環境変化に対応した金融システムの強化が急務だとの認識で一致したことが１２日、分かった。１３日に採択する共同声明に明記する。
併せて足元の金融システム不安に対し、「適切な行動を取る用意がある」とＧ７で足並みをそろえる決意を示す。
このほか声明では、現状の金融システムについて「強靱（きょうじん）だ」と確認した上で、主要国の金融当局で構成する金融安定理事会（ＦＳＢ）に対し、３月の米地方銀行破綻で生じたようなインターネットバンキングによる急激な預金流出に対する緊急時対応計画の策定を求める。
［時事通信社］
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