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900年前の金貨24枚、イスラエルで発見 十字軍制圧時のものか

2018-12-04 15:19



【カイサリアAFP=時事】イスラエル北部にある地中海沿いの古代港湾遺跡「カイサリア」で、金貨と金のイヤリングが発見された。イスラエル考古学庁(IAA)が3日、発表した。900年前に十字軍がこの地域を制圧した際に残され、その後回収されなかったと考えられるという。≪写真はイスラエル北部の古代港湾遺跡「カイサリア」で発見された金貨≫
IAAの発表によると、見つかったのは、金貨24枚とイヤリングの片方で、小さな青銅製のつぼに入っていたという。つぼは約900年前にさかのぼるアッバース朝からファーティマ朝時代の遺跡内に位置する家屋跡で発見された。家屋跡には井戸があり、この側壁の2つの石の間に置かれていた。
IAAの発掘責任者の話によると、この隠されていた金貨が作られた年代は11世紀末だという。
これにより可能となるのは「この財宝を1101年の十字軍によるカイサリア占領と関連づけることだ。これはこの都市の中世の歴史において最も劇的な出来事の一つ」と、IAAは説明している。
IAAはまた、「同時期に記された文献には、カイサリアの住民の大半は十字軍エルサレム王国の国王ボードワン1世(在位1100〜1118)の軍勢によって虐殺されたとある」としながら、「財宝の持ち主とその家族は虐殺で命を落としたか、奴隷として売られたため、金貨を回収できなかったと推測するのが妥当だ」と続けている。
IAAの貨幣専門家ロバート・クール氏は「見つかった金貨の1〜2枚で農民の年収に相当する価値があったため、隠し場所に置いた人物は少なくとも富裕階級か、商業に携わっていたと思われる」と指摘した。
カイサリアは紀元前1世紀、ユダヤがローマ帝国の一部となっていた時代にヘロデ王によって築かれた。【翻訳編集AFPBBNews】
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