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原因究明、長期化の様相=防衛省、過去の機体不具合調査−F35墜落1週間

2019-04-15 19:15

墜落した航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機F35A(航空自衛隊提供)

航空自衛隊三沢基地(青森県)の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが墜落した事故から16日で1週間。行方不明の隊員と機体の懸命の捜索が続いている。深海に沈んだ機体の場所の特定には時間がかかり、原因究明は長期化する見通しだ。防衛省は航跡データや墜落前の交信を分析するとともに、事故機が過去2回、不具合で緊急着陸したこととの関連も調べている。
空自によると、事故機は4月9日午後6時59分に三沢基地を離陸。青森県沖で2対2に分かれ戦闘機同士の訓練を行う予定だった。午後7時26分ごろ「ノック・イット・オフ(訓練を中止する)」と通信。その1分後にレーダーから消失しており、訓練開始間もなく異常が発生したことになる。午後8時50分に基地に戻る予定だった。天候は悪くなかったという。
訓練中は、レーダーサイトの情報が集約される地上の防空指令所が無線で戦闘機と交信している。やりとりや、レーダーの航跡は原因究明の重要な手掛かりになるが、「中止」の通信以外に特異な交信は確認されていないという。
事故機がレーダーから消えた海域は水深1500メートル。岩屋毅防衛相は12日の記者会見で、引き揚げについて「過去のサルベージの実績からすれば可能だが、状況、状態を確認してからでないとはっきりしたことは言えない」としている。

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