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冬イベント本番、安全PR=観光客呼び戻しへ−北海道地震3カ月

2018-12-06 17:11

ライトアップされた北海道美瑛町の観光名所「白金青い池」(同町観光協会提供)
訪日外国人旅行者向けのイベントを開催している札幌市内のダンスクラブ「キングムー」(同店提供)


北海道地震の発生から6日で3カ月。地震直後に激減した訪日外国人旅行者(インバウンド)消費は回復傾向にあるが「例年の水準には達していない」(関係者)のが実情。書き入れ時の冬が訪れ、道内の観光地は本番を迎えるイベントの工夫に余念がなく、安全性を訴えながら訪日客の呼び戻しに努めている。
国土交通省によると、新千歳空港の国際線利用者数は、今年1月以降、前年同月比10〜20%増で推移していたが、地震のあった9月は21%の大幅減となり、10月は9%減とマイナス幅が縮小した。道は国内外からの観光客数を2017年度実績の5610万人程度まで回復させる考えで、誘客対策を続けている。
国別では、韓国路線の旅客数の落ち込みが大きく、10月は前年同月の74%にとどまった。韓国人が多く訪れる函館市では11月、韓国の人気ブロガー3人を招待し、朝市や函館山から見える夜景を案内。「インフラや施設は大丈夫」(市担当者)とアピールした。
道央の美瑛町では、名所として知られる「白金青い池」と「白ひげの滝」で11月1日からライトアップイベントを開始。12月〜来年3月ごろまで二つの名所を巡るバスツアーも行い、雪と光の幻想的な世界を楽しんでもらう。
暗闇に色とりどりのネオンが交差するのは、札幌・ススキノのダンスクラブ「キングムー」。3日から新企画「NINJA」が始まり、忍者やおいらんに扮(ふん)したスタッフが、訪日客らに日本酒を振る舞った。店では余震や停電の備えとして、英語を話せるスタッフを複数人配置しているという。
社員旅行で同店を訪れた韓国人のファン・ソンヤンさん(25)は「地震は心配だったが、日本は復興のスピードが速く、大丈夫だと思った。札幌はイルミネーションがきれい」と笑顔。同店の佐々木隼人代表は「安心、安全を掲げてやってきた。国内外の方たちが札幌に遊びにくる動機の一つになれば」と語る。

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