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糾弾一転、野党に秋波?=中間選挙の下院敗北で−トランプ氏

2018-11-08 15:00

7日、ホワイトハウスで記者会見するトランプ米大統領(AFP時事)

【ワシントン時事】トランプ米大統領は7日の記者会見で、野党民主党との「超党派」での政策実現に意欲を示した。前日投票の中間選挙で共和党が下院の過半数を割り込み、政権運営で民主党の協力を仰ぐ必要が高まったためだ。だが、政策面の隔たりは依然大きく、選挙戦で非難合戦を繰り広げた両者の歩み寄りは容易でない。
「米経済が強さを保つため、団結すべき時だ」。記者会見でトランプ氏は、与野党協力の必要性を強調した。下院議長への返り咲きが有力視される民主党のペロシ下院院内総務についても、「不法移民に国を乗っ取らせようとしている」と糾弾した選挙戦中とは打って変わって「とても有能な人だ」と持ち上げた。
トランプ氏の変わり身は、下院を握る民主党の協力がなければ、予算や立法を伴う措置が実質不可能になるためだ。とりわけトランプ氏が2020年の大統領選での再選に向けた「目玉」と考える減税に関しては「民主党が(何らかの)提案をすれば、完全に支持する」と、「丸のみ」の可能性にも言及した。
だが、不法移民の流入阻止策として掲げるメキシコ国境の壁建設については「必要だ」と持論を展開。建設の予算措置をめぐる対立で政府機関の閉鎖に陥った事態が繰り返される可能性も否定しなかった。
さらにトランプ氏が警戒するのが、ロシアによる米大統領選介入疑惑をめぐり、民主党が証人喚問などの議会調査権を駆使して攻勢を強めることだ。下院の多数派を握ったことで、民主党は憲法規定上、大統領の弾劾訴追も可能になる。会見では、疑惑に関し質問した記者をトランプ氏が「無礼なやつ」と罵倒する場面もあった。
トランプ氏は7日にセッションズ司法長官を事実上更迭。司法省の管轄下で疑惑捜査を指揮するモラー特別検察官の解任に動くことへの警戒感が民主党には強い。民主党のホイヤー下院院内幹事はセッションズ氏更迭を受け、声明で「議会はモラー氏の捜査を守るために、超党派で行動しなければならない」と訴えた。

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