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首脳往来で全面改善目指す=対北朝鮮、緊密に連携−日中外相会談

2018-04-16 00:06

会談を前に、中国の王毅外相(左)と握手する河野太郎外相=15日午後、東京都港区の飯倉公館(代表撮影)

河野太郎外相は15日午後、中国の王毅国務委員兼外相と東京都内の外務省飯倉公館で会談した。両外相は、5月に日本で開催予定の日中韓首脳会談に合わせた中国の李克強首相の初来日を第一歩に、安倍晋三首相の訪中や中国の習近平国家主席の来日を通じて全面的な関係改善を進めることで一致。北朝鮮情勢に関し、今月27日の南北首脳会談、6月初旬までに行われる米朝首脳会談を前に、日中で緊密に連携することを確認した。
会談は夕食会を含め約3時間45分行われた。冒頭、河野氏は今年が日中平和友好条約締結40周年に当たることに触れ、「互いに協力のパートナーで脅威とならないとの共通認識に基づき、関係を再構築したい」と表明。王氏は「両国関係には改善の勢いが表れたが、一部複雑で敏感な要素にも直面している。共に努力し、両国関係を早期に正常発展の軌道に戻したい」と応じた。
北朝鮮の核・ミサイル開発への対応では、北朝鮮の完全で不可逆的、検証可能な核・ミサイル廃棄を実現するため、国連安全保障理事会決議を完全に履行しながら緊密に連携することを確認。河野氏は先の中朝首脳会談の結果について王氏から説明を受けた。
河野氏は、北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決に向け、中国の理解と協力を要請した。
両外相は、沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海で日中の偶発的な衝突を防ぐ「海空連絡メカニズム」の早期運用開始に向けた作業を加速することを確認。河野氏は「東シナ海の安定なくして日中関係の真の改善はない」とも伝えた。
トランプ米政権の保護主義的な動きを念頭に、両外相は国際的なルールに基づく自由で開かれた貿易体制を維持していくことが重要との認識で一致した。中国側によると、中国のシルクロード経済圏構想「一帯一路」について、王氏は「日本が参加を検討し、両国協力の新たな成長分野にすることを歓迎する」と述べた。

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