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世界の人口増加率、地域間に大きな差 女性の教育水準が鍵、米調査

2018-11-09 12:48


【パリAFP=時事】発展途上国における出生率の上昇が世界規模のベビーブームをあおっている一方、経済的に豊かな数十か国では人口水準を保つために必要な数の子どもが生まれていないとする調査結果が9日、公表された。≪写真は資料写真≫
慈善財団「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」によって米ワシントン大学に設立された保健指標評価研究所(IHME)が公表した報告書は新規600件以上を含む8000以上のデータソースに基づいており、世界の公衆衛生の現況をこれまでで最高水準の詳しさで明らかにしている。
IHMEによれば、1950年に26億人だった世界人口は、昨年76億人にまで増加したが、増加率は地域や収入によって大きく異なるという。
主に欧州、北米、中南米の91か国では現在の人口を維持するのに必要な数の子どもが生まれていない一方で、アフリカやアジア諸国では出生率は上昇し続けている。例えばニジェールでは平均的な女性は生涯に7人の子どもを産むと報告されている。
IHMEのアリ・モクダド教授(保健指標科学)はAFPに対し、「女性の教育水準が高くなれば学業に費やす期間が長くなり、妊娠する時期が遅れるため出生率が低下する」と語り、人口増加を調べる上で考慮すべき最も重要な要因は教育だと述べた。
モクダド氏によると、発展途上国はおおむね人口増加につれて経済も成長しており、これらの国々が経済成長を遂げれば、その出生率は下がって横ばいになる可能性が高いという。【翻訳編集AFPBBNews】

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