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NFLがブレイディモデル含む10種類のヘルメットを使用禁止、2019年シーズンから

2018-04-17 12:34


【ニューヨークAFP=時事】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)、ニューイングランド・ペイトリオッツのQBトム・ブレイディの着用しているヘルメットが、2018年シーズンを最後に使用できなくなることになった。選手を脳振とうから保護するための対策が不十分であるとして、数年前から危険防止に向けた動きが出ているなか、リーグ及び選手協会は16日、ブランドごとにヘルメットの試験データを公表した。≪写真はヘルメット「VSR−4」を使用するニューイングランド・ペイトリオッツのQBトム・ブレイディ≫
今回の発表では、合計10種類のモデルが使用禁止となった。2017年シーズンにそのうちの4種類を使用していた選手は、2018年シーズンも着用することが認められている。そのなかには、通算5度のスーパーボウル制覇を誇る40歳のブレイディがかぶっているリデル社の「VSR−4」も含まれており、同選手には2018年シーズンの試合で状況に応じて別のモデルを試す機会も与えられている。
一連のテストはカナダの首都オタワにある生物力学研究所の専門家によって実施され、選手がヘルメットを選ぶ際の詳しい情報が提供されているほか、フィット感をはじめ、かぶり心地や耐久性などについても検討事項とされている。カナディアン・フットボール・リーグでは、NFLと同様の規則が設けられている。
NFLの選手はこれまで、スポーツ用品の安全性を試験する専門機関の全米スポーツ用具基準運営委員会が定めた基準を満たしている限り、自由にヘルメットを選ぶことが可能だった。テストでパフォーマンスが不十分だったとして使用禁止が決まったヘルメットについては、今後はメーカーでの生産が中止となるか、現在はアメフト用のヘルメットを造っていない企業によって製造されることになるという。
選手が試合中に脳振とうを被る場面を想定して実施されたテストでは、NFL選手の98パーセントが使用しているブランドを含めて全34種類のモデルが対象となっており、どのヘルメットが頭部への厳しい衝撃を緩和するかという研究結果については、NFL選手、用具責任者、コーチ陣、そして医療スタッフに共有された。リーグと選手会は研究結果について、ユース、高校、大学レベルのアメフトに関しては応用すべきでないとしている。
今回の研究で最も安全性が認められたのは、VICIS Zero、Riddell Speedflex Precision、Schutt Air XP Pro VTD、Xenith Epic−Plusとなっている。最も性能が低いとされたのは、Schutt Air XP、Rawlings SG 2.0、そしてブレイディが使用しているRiddell VSR−4となっている。【翻訳編集AFPBBNews】

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