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史上最年少プロ棋士・藤井聡太

王将戦1次予選で澤田真吾六段(手前左)に勝って歴代1位タイの28連勝を達成し、報道陣に囲まれる藤井聡太四段(同右)=大阪市福島区【時事通信社】
史上最年少でプロ入りし、無敗のまま歴代1位タイとなる28連勝の金字塔を打ち立てた藤井聡太四段(14)。
将棋に出合ったのは5歳の時だが、その強さを支える論理的な思考力と負けず嫌いは生来のもののようだ。
幼い頃に夢中になったのが、溝の掘られた木製のパーツを組み合わせてビー玉を走らせる道を作る知育玩具「キュボロ」。対象年齢は5〜6歳からだが、母の裕子さん(47)は「3歳の頃には割としっかりしたものを作っていたので驚きました。小さい時から物事を理論立てて考える力はあった気がします」と振り返る。
対局中に自分のミスに気付き、脚をたたいて悔しがる無類の負けず嫌いも幼少期からだった。「本当に負けるのが嫌いみたいです。家族で気軽にトランプゲームを楽しんでいても、負けると嫌がって『もう1回、もう1回』って言いますから」と裕子さんは苦笑する。
記者会見で話題になった「望外」や「僥倖(ぎょうこう)」などの中学生離れした語彙(ごい)は、新田次郎の山岳小説や沢木耕太郎の紀行小説などの豊富な読書で養われたらしい。「同じことを聞かれても『違った言い回しをしなきゃいけないのかな』と思っているみたいで、自分の中のボキャブラリーからひねり出しているんだと思います」と裕子さん。サービス精神も既にプロだ。(2017年06月21日)
キャプションの内容は配信当時のものです

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