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新元号、自民に事前伝達=前例踏襲、配慮示す―政府

2019-03-14 16:50

政府は、平成に代わる新元号について、4月1日の発表直前に自民党幹部に伝達する方針を固めた。1989年の平成改元時も党幹部に事前に伝えており踏襲する。複数の政府・自民党幹部が14日、明らかにした。与党の了承を得る必要はないものの、丁寧な手続きを踏み、配慮を示す狙いがある。
政府は4月1日の閣議で新元号を定める政令を決定し、直ちに菅義偉官房長官が記者会見で発表する。これに先立ち、自民党幹部に伝えることにしており、二階俊博幹事長、岸田文雄政調会長、加藤勝信総務会長、甘利明選対委員長の党四役が対象となる見通し。連立政権を組む公明党幹部にも伝える可能性がある。
自民党幹部によると、前回改元時も同党幹事長ら党三役に事前に伝えられた。政府関係者は「しかるべきところには言わないといけない」と述べた。情報が漏れる可能性も考慮し、政府は正式発表まで党幹部の携帯電話を預かるなど秘密保持への協力を求める考えだ。
政府は4月1日、有識者による「元号に関する懇談会」を開き、複数の元号原案について意見を聴取。衆参両院正副議長の意見も踏まえて全閣僚会議で協議し、新元号を絞り込む。一連の手続きには2時間から2時間20分程度を要すると見込む。
政府は新元号の公表直前に、天皇陛下と5月1日に新天皇に即位される皇太子さまにも報告する。元号は、政令が施行される5月1日午前0時に改まる。
[時事通信社]

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