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退位儀式、簡素に挙行=天皇陛下、伊勢神宮はモーニング姿で

2019-03-12 16:07

一連の退位儀式について、天皇陛下は「できるだけ簡素に行いたい」との意向を持たれており、宮内庁の西村泰彦次長は「陛下のお気持ちを踏まえ、粛々と静かに執り行う」と話している。
憲政史上初となる退位儀式は、平成初めの即位儀式などを参考に「即位と退位の儀式が対になるように」(宮内庁関係者)つくられた。計11の儀式のうち、国事行為「退位礼正殿の儀」を除き、天皇家の私費である内廷費が充てられる。
平成初めの即位儀式と変わった点もある。陛下は即位後の1990年11月、伊勢神宮を訪れた際、天皇専用の装束「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」を着用し、馬車に乗った。しかし、退位前の4月18日に伊勢神宮を訪れる際にはモーニングを着用し、馬車ではなく自動車を使う。
12日午前の「退位及びその期日奉告の儀」では、三権の長らが参列した平成初めの即位儀式と異なり、皇族や宮内庁職員らに参列者を限定。同日午後の「勅使発遣(ちょくしはっけん)の儀」も、平成初めの即位儀式は皇居・宮殿で行われ、陛下が装束を着用したが、今回はお住まいの御所で行われ、陛下はモーニングを着用した。
[時事通信社]

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