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各界の意見幅広く=女性増、財界・法曹界も―元号懇談会

2019-03-05 16:51

政府は4月1日の新元号決定の直前に原案への意見を聴く有識者会議「元号に関する懇談会」メンバーに、ノーベル医学生理学賞受賞者の山中伸弥京都大教授や直木賞作家の林真理子氏ら9人を起用する方向で検討に入った。平成改元時の懇談会より1人増やし、女性を複数にするほか、新たに財界と法曹界からの起用も想定している。各界各層の幅広い識見を募り、新元号を選定する。
懇談会は4月1日に首相官邸で開かれ、菅義偉官房長官が複数の元号原案を示して意見を聴取。政府は衆参両院正副議長の意見や全閣僚会議での協議を踏まえ、同日の閣議で新元号を決定、直ちに公表する。
前回改元時の懇談会では女性が1人だけだったが、女性活躍を掲げる安倍政権として2人に増やす。林氏に加え、宮崎緑・千葉商科大教授を選ぶ見通し。宮崎氏は、国家安全保障会議創設や天皇陛下退位をめぐり政府が設置した有識者会議に参加した実績がある。
前回は教育界代表と学識経験者各2人が起用された。今回は各1人に絞り、代わって財界から榊原定征前経団連会長、法曹界からは寺田逸郎前最高裁長官が参加する方向だ。政財界、三権のバランスを考慮したとみられる。
マスコミからは前回同様、日本新聞協会、NHK、日本民間放送連盟の各会長を充てる見込みだ。
[時事通信社]

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