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特殊詐欺関係先で指紋=渋谷強盗にも関与か―アポ電強殺、逮捕の1人・警視庁

2019-03-19 14:49

東京都江東区のマンションで住人の加藤邦子さん=当時(80)=が「アポ電」と呼ばれる不審な電話の後に殺害された事件で、強盗殺人容疑などで逮捕された3人のうち須江拓貴容疑者(22)の指紋が、1月にあった特殊詐欺の関係先で検出されていたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。
須江容疑者が2月に渋谷区内で発生した緊縛強盗事件に関与したとみられることも判明。警視庁深川署捜査本部は、須江容疑者らが特殊詐欺グループと関わりがあり、凶悪化して強盗に及んだ可能性もあるとみている。
捜査関係者によると、都内で1月、警察官を装って「キャッシュカードが不正に使われている」と持ち掛け、被害者のカードをすり替える特殊詐欺が発生。その際、被害者宅に訪ねてきた人物が使っていたとみられる封筒から須江容疑者の指紋が検出されたという。この人物は同容疑者とは別人だった。
一方、防犯カメラの映像などから、渋谷区笹塚で2月1日、アポ電の後に高齢者夫婦が縛られ現金約400万円が奪われた強盗事件に、須江容疑者が関与した疑いがあることが分かった。同事件には、江東区の事件で逮捕された小松園竜飛容疑者(27)も関わったとされる。両容疑者の背後に指示役がいる可能性もあり、捜査本部は全容解明を急いでいる。
[時事通信社]

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