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関空、1千億円追加投資=万博にらみ旅客受け入れ強化

2019-02-07 02:02

関西国際空港を運営する関西エアポート(大阪府泉佐野市)の山谷佳之社長は6日までにインタビューに応じた。2025年に大阪で開催される国際博覧会(万博)をにらみ、関空の防災対策や第1ターミナルの改修費用として、約1000億円の追加投資を検討していることを明らかにした。
山谷社長は「万博に向け関空の機能を強化したい」と強調。現在年間約200億円の投資を大幅に増やし、国際線の設備拡充などを進める。受け入れ可能な旅客数を年約3300万人から1000万人ほど増やす計画だ。
万博に向けては、関空と万博会場の人工島「夢洲(ゆめしま)」を直接結ぶ船便の実現に意欲を示し、「(関空側の)港の整備をやらないといけない」と話した。また、大阪府・市が同じ夢洲への誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)に絡み、ヘリコプター送迎など富裕層向けビジネスを検討する考えを示した。
昨年9月の台風21号で浸水した滑走路のかさ上げは「基本的に必要だ」と指摘。また、復旧が遅れた貨物便については、「台風からは回復したが、今後は経済的環境を注視しなければならない」と述べ、米中貿易摩擦によるダメージを懸念した。
[時事通信社]

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