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非核化交渉は難航か=ハノイで米朝首脳会談へ―開催地で「小さな譲歩」

2019-02-09 15:26

【ワシントン、ソウル時事】トランプ米大統領は8日、ベトナムで27、28両日に予定されている北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との2回目の首脳会談をハノイで開催すると発表した。一方、米国のビーガン北朝鮮担当特別代表は9日、米朝間に「難題がある」と指摘し、北朝鮮の非核化で成果を見いだせるか予断を許さない姿勢を示した。
開催地をめぐっては、米国が提案した中部のダナンではなく、北朝鮮が要求していた大使館のあるハノイに決まったことで「米国の小さな譲歩」(CNNテレビ)と受け止められている。首脳会談に向けた準備が北朝鮮ペースで進む恐れもある。
これに先立ち、ビーガン氏は6〜8日に訪朝し、2回目の首脳会談に向けて金革哲・国務委員会米国担当特別代表と実務協議を行った。両者は近く協議を再開し、首脳会談の議題や共同声明案を最終調整する。
ビーガン氏は9日、ソウルで韓国の康京和外相と会談し、代表取材団によると、「どのような結果になるかは分からないが、北朝鮮と対話を続けている。双方とも実質的な進展を図るため努力している」と説明した。その後、外務省の金杉憲治アジア大洋州局長と会談。北朝鮮による日本人拉致と核開発の包括的な問題解決に向けて方針をすり合わせ、日米韓3カ国の連携を確認した。
[時事通信社]

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