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G20・アフリカ会議へ布石=安倍首相「外交の年」スタート

2019-01-08 20:31

安倍晋三首相は8日、ルワンダのカガメ大統領を首相官邸に迎え、カナダのトルドー首相と電話会談して2019年の首脳外交をスタートさせた。今年はロシアとの北方領土交渉をはじめ、20カ国・地域(G20)首脳会議やアフリカ開発会議(TICAD)など大きな国際会議の国内開催も予定される「外交の年」。安倍首相はカガメ氏とTICAD、トルドー氏とはG20への対応を協議し、成功に向け布石を打った。
TICADはアフリカ諸国の発展を後押しするため、日本政府の主導で1993年に発足した。3〜5年ごとに開かれ、今年は8月28〜30日、横浜市に約50カ国の首脳を招く。中国がアフリカへの投資を増大させる中、「質」を重視した堅実な支援で日本の存在感をアピールする重要な場だ。
カガメ氏は今月までアフリカ連合(AU)議長を務めており、AU全体に影響力がある。安倍首相は「対アフリカ外交全般を進める上で有益」と判断し、カガメ氏を今年初の会談相手に選んだ。会談でTICAD成功へ連携を呼び掛けたのに対し、カガメ氏は「協力をさらに築き上げたい」と応じた。
G20首脳会議は6月28〜29日に大阪市で開かれる。日本の首相が議長を務めるのは初めて。トルドー氏は電話で「最大限協力する」と約束した。
[時事通信社]

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