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防衛費、5兆3千億円超で調整=概算要求、過去最大更新へ

2018-08-17 18:43

防衛省は17日、2019年度予算の概算要求について、過去最大となる5兆3千億円超を計上する方向で調整に入った。秋田、山口両県への配備を目指す陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の導入費などを計上することで、18年度当初予算より1千億円以上増える見通し。非核化の進展が不透明な北朝鮮や軍事力増強を続ける中国の動向をにらんだものだ。
18年度当初予算は、過去最大の5兆1911億円。13年度以降、6年連続で増加しており、来年度当初予算ベースでも過去最大となるのは確実だ。
防衛費は現行の中期防衛力整備計画(14〜18年度)で、米軍再編関連経費などを除いた当初予算ベースで年平均0.8%の増加が認められている。防衛省は、年末に改定する次期中期防(19〜23年度)で伸び率を1%超に拡大させたい考え。初年度となる19年度で要求額を増やして、次年度以降の予算を確保しやすくする思惑がある。
防衛省は朝鮮半島情勢について、6月の米朝首脳会談後も北朝鮮の脅威は変わっていないとみて、弾道ミサイル防衛態勢を強化する方針。東シナ海で活動を活発化させる中国を念頭に南西諸島防衛費用も積み増す。
[時事通信社]

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