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ゴーン再逮捕

「退任後」複数文書にサイン=ゴーン容疑者、報酬額記載―司法取引幹部も・東京地検

2018-12-06 18:15

日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)が巨額の報酬を隠したとされる事件で、同容疑者に後払いされる予定だった「退任後報酬」の金額が記載された複数の文書に、ゴーン容疑者自身がサインした疑いのあることが6日、関係者への取材で分かった。文書を極秘保管していた同社幹部のサインも残されていたという。
東京地検特捜部は、退任後報酬の額は決まっており、有価証券報告書に記載する義務があったと判断。この手口で隠された報酬は90億円に上るとみて、立件を視野に捜査を進めている。
関係者によると、文書には、ゴーン容疑者が日産の最高執行責任者(COO)に就任した1999年に締結した契約に基づく年間の報酬額と、支払い済みの額、その差額の三つが併記され、ゴーン容疑者と同社の日本人幹部のサインがあった。
特捜部は、この日本人幹部と日本版「司法取引」に合意し、幹部の刑事処分を軽減する見返りに文書を入手したもようで、差額は退任後払いにする計画だったとみて解明を急いでいる。
[時事通信社]

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