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退職前の保安官、犠牲に=「無私の英雄」―米乱射

2018-11-09 08:37

【ロサンゼルス時事】米カリフォルニア州で7日夜に発生し、12人が死亡した銃乱射事件ではベテラン保安官が犠牲になった。29年間勤務し、近く退職する予定だったロン・ヘルス氏(54)の遺体を乗せた車列は8日午前、大勢の市民が見守る中、送り出された。保安官事務所は声明で「無私の英雄行動は決して忘れられない」と追悼した。
通報を受けて駆け付けたヘルス氏は、最初に店内に踏み込んで複数の銃弾を受け、搬送先の病院で死亡した。保安官事務所の幹部は、8日未明の記者会見で「多くの命を救うために踏み込んだ」と涙をこらえながら同僚の死を悼んだ。
一方、容疑者の元米海兵隊員の男(28)=犯行後に自殺=は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患っていたというが、犯行動機は分かっていない。米メディアによると、男は2008〜13年、海兵隊で勤務。機関銃手としてアフガニスタンに配置されたこともあるという。
事件は7日夜にカリフォルニア州サウザンドオークスのバーで発生。大学生向けのイベントでにぎわう店内で、男が拳銃を乱射した。
[時事通信社]

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