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トランプ共和、下院で敗北=上院は過半数維持でねじれ―政権運営厳しく・米中間選挙

2018-11-07 18:10

【ワシントン時事】6日投票が行われた米中間選挙は、下院で野党民主党が8年ぶりに過半数を奪還した。共和党は約30議席を失う敗北となった。一方、上院は共和党が多数派を維持。上下両院で「ねじれ」が生じ、就任後初めて全国規模の審判を受けたトランプ大統領は、厳しい政権運営を強いられる。
下院の与野党逆転で、トランプ氏が掲げるメキシコ国境の壁建設など、予算措置や立法を伴う政策の実現は困難さを増す。2020年の大統領選で再選を目指す同氏は、これまで以上に「米国第一」を全面に出し、大統領権限を駆使するとみられる。
民主党は、選挙戦で医療保険制度の拡充などを掲げるとともに、不法移民対策をはじめ排外的傾向を強めるトランプ氏に対抗して女性や社会的少数派の候補を積極的に擁立。全435議席が改選された下院で現有193議席から上積みし、過半数の218議席に達した。
これに対し共和党は、好調な景気と雇用を前面に出した。トランプ氏は選挙戦終盤、保守層の支持を固めるため、中米諸国から米国への入国を目指す移民集団「キャラバン」の問題も強調。全100議席中35議席が改選対象の上院で、民主候補が猛追し激戦となったテキサス州を死守するなど踏ん張り、現有51議席を確保した。
[時事通信社]

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