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サウジ疑惑

サウジ記者遺体、酸で溶かし処分か=「トルコ当局が証拠」と米紙

2018-11-02 22:04

【カイロ、イスタンブール時事】トルコでサウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏が殺害された事件で、米紙ワシントン・ポストは1日までに、トルコ当局はカショギ氏の遺体が酸で溶かされ、処分された可能性を捜査していると伝えた。トルコ政府はサウジ側に遺体の遺棄場所を明かすよう繰り返し要請。殺害されたサウジ総領事館やイスタンブール近郊の森などを捜索したが、依然として遺体は見つかっていない。
同紙によると、トルコ当局は総領事館の庭で「生物学的な証拠」を発見。殺害場所の近くで、遺体が処理されたことを示しているという。同紙の取材に応じたトルコ高官は「遺体は埋める必要がなかった」と語った。
トルコ検察は10月31日、カショギ氏が総領事館で窒息死させられた後、バラバラに切断されたと発表した。トルコ紙ヒュリエトによれば、エルドアン大統領の顧問は、遺体が切断されたのは「溶かしやすくするためだった」と述べた。
サウジ側はカショギ氏の遺体を敷物で包み、車で運び出して「現地の協力者」に渡したなどと主張している。ただ、トルコ高官は協力者は実在しないとの見方を強めているという。
[時事通信社]

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