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トランプ氏、FRB批判過熱=株安・ドル高に不満

2018-10-12 07:13

【ワシントン時事】トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げへの攻撃を強めている。利上げを続けると米経済の拡大にブレーキがかかるとの主張だ。米国に端を発した世界同時株安やドル高にいら立ちを募らせ、11日には「(株安は)FRBの利上げが一因」とまくし立てた。米政権が仕掛ける「貿易戦争」という株安要因は脇に置き、FRBに責任転嫁した格好だ。
「FRBは間違っている」。トランプ氏は前日に続いて米株価が大幅下落した11日、記者団に厳しい口調で訴えた。株高を自身の実績に掲げてきただけに、11月の中間選挙を目前に控えた市場の混乱に動揺を隠せないようだ。
トランプ氏は、景気の過熱を回避するために緩やかな利上げを進めるパウエルFRB議長を「首にするつもりはない」としながらも、3日連続で金融政策への異例の「口先介入」を行った。「ドルは非常に強いが、ビジネスには少々都合が悪い」と利上げに起因するドル高にも不満をぶつけた。
[時事通信社]

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