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スバル、新たに不正934台=吉永社長、CEO退任―燃費・排ガス試験

2018-06-05 20:55

SUBARU(スバル)は5日、新車の完成検査時に実施している燃費・排ガスの自主検査をめぐり、新たな不正が判明したと発表した。燃費・排ガス測定試験で、速度や検査室の湿度が国の基準を逸脱していたにもかかわらず、試験のやり直しなどをしていなかった不正が計934台分見つかった。
スバルは不正の判明を受け、吉永泰之社長の責任を明確化する。吉永社長は22日の株主総会後に会長兼最高経営責任者(CEO)となる予定だったが、中村知美次期社長がCEO職を兼務する。
5日夕、東京都内の本社で記者会見した吉永社長は新たな不正について「コンプライアンス(法令順守)上、到底許容されない問題だ」と陳謝。「うみを出し尽くすことが喫緊の課題だ」と述べ、今後は会長として企業風土改革に専念する考えを示した。
スバルではこれまで、903台分の燃費・排ガスのデータ書き換えが判明していたが、不正の対象台数は1551台(重複除く)に増加した。吉永社長は新たな不正について既に再発防止策を講じたとして「これ以上拡大する可能性はない」と説明。品質や安全性への影響も否定した。
[時事通信社]

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