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ボクシング連盟

不正判定の音声公開=告発団体が除名求める―ボクシング

2018-08-08 18:05

日本ボクシング連盟の助成金流用などの問題を告発した「日本ボクシングを再興する会」の鶴木良夫代表ら5人が8日、東京都内で記者会見を開き、山根明会長らが奈良県の選手に有利な判定をするよう話している音声データを証拠として公開した上で、山根氏の除名と現在の理事全員の解任を求めた。
2016年の音声では、山根会長の話として、「接戦した場合、やっぱり奈良やね。それ反対につけた場合は、『お前なめてるんか?』てなってくるわけ」。連盟幹部の女性の「お前たちなんで集められたか知ってるんか。言っとかないと駄目だよ。そうじゃないと正しくやっちゃうといけない」という生々しい会話が収められている。
山根氏が同日、辞任を表明したことには、鶴木氏は「辞任の中身がはっきり分からない。会員でそのまま影響力を発揮するのか、どう判断していいか戸惑っている」と語った。宮崎県連盟の副会長を務める菊池浩吉氏は「説明責任がないまま回避した、逃げたという印象」と感想を述べた。
一連の問題を調査するため、日本連盟は第三者委員会の設置を決めているが、「再興する会」の代理人弁護士は中立性を保つため、「日本オリンピック委員会(JOC)などがおのおのの権限で調査してほしい」と要望した。
[時事通信社]

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