特集


犠牲3学生の追悼式=参列の父「悲しみずっと」―熊本地震2年・南阿蘇

2018-04-15 19:28

熊本地震は16日で本震から2年。熊本県南阿蘇村にある東海大阿蘇キャンパスでは15日、本震で犠牲となった農学部の学生3人の追悼式が行われた。学生代表の3年浦谷柚穂さん(20)は「志半ばで亡くなった先輩や同級生の分まで前を向いて歩く」と誓い、参列者全員が黙とうして白い花をささげた。
同キャンパスは現在、校舎損壊で閉鎖されており、式は広場で行われた。テントに色とりどりの花で飾った献花台が設けられた。農学部の学生約20人、職員約70人と遺族が参列した。
アパート倒壊で亡くなった4年脇志朋弥さん=当時(21)=の父忠行さん(60)は「悲しみはずっと続く。実験や実習に夢中になり大学院に進学しようとしていたのに、地震で夢を絶たれてしまった」と無念そうに話した。
両親は今も、毎月16日にはアパートの跡地を訪れている。忠行さんは追悼式後、何度もハンカチで涙を拭っていた母千鶴子さん(62)とともにアパート跡地を訪れ、線香を手向けて手を合わせていた。
[時事通信社]

その他 特集記事