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LINE活用し震災訓練=職員間で情報伝達、共有―熊本市

2018-04-15 18:06

熊本地震の際、電話がつながりにくい状況下でもLINE(ライン)が機能した経験から、熊本市は15日、LINEを使い市職員間で情報を伝達、共有する訓練を実施した。
震災対処訓練は、午前9時に同市を震源とする震度6の地震が発生したと想定。LINEを使った訓練は同市中央区の避難所で行った。複数人が同時にメッセージを送受信したり写真を共有したりできる「グループ」を事前につくり、避難所を開設する担当の職員や同区の地震対策部担当者ら計125人が登録した。
対策部から「担当避難所に参集、安全点検せよ」とメッセージを発信。小学校などに到着した各職員が「(施設に)異常なし」といった確認事項や避難者数、仮設トイレなどの必要物資を報告するメッセージを入力した。
視察した大西一史市長は、メッセージが時系列で表示され、共有できる点などについて「(情報収集・伝達に)効果がある」と評価。「職員間の連絡手段として使ったが、市民からの救援物資の依頼など情報を吸い上げる方法も考えたい」と話した。
市はこれまで、職員の安否確認訓練などでLINEを利用している。LINEによると、自治体と同社が共同で行う訓練は初という。
[時事通信社]

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