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日報把握後に「存在せず」=陸自研究本部が回答

2018-04-10 19:07

自衛隊イラク派遣部隊の日報問題をめぐり、防衛省の高橋憲一官房長は10日の参院外交防衛委員会で、陸上自衛隊研究本部(現教育訓練研究本部)が昨年3月27日に日報の存在を把握していたのに、情報公開請求への回答として同30日に陸上幕僚監部に「存在しない」と報告していたと明らかにした。共産党の井上哲士氏への答弁。
防衛省によると、当時の研究本部の教訓課長ら少なくとも数人が日報の存在を把握。重要性を認識せず、防衛相らへの報告を怠ったという。
井上氏は「組織的隠蔽(いんぺい)以外のなにものでもない」と追及。小野寺五典防衛相は、情報公開請求を受けていることと日報の存在をそれぞれ誰が把握していたかや、請求を受けてから陸幕に報告されるまでにどのような連絡がされたかを調べた上で国会に報告する意向を示した。
省内調査に関し、高橋官房長は10日の衆院安全保障委員会で、稲田朋美元防衛相から話を聴く予定はないと説明した。社民党の照屋寛徳氏への答弁。
[時事通信社]

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