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日報問題で集中審議へ=与党、稲田氏ら招致に慎重―イラク派遣日報

2018-04-06 11:22

与野党は6日午前、国会内で国対委員長会談を開き、陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報の存在が1年以上も公表されなかった問題に関し、衆院予算委員会での集中審議開催に向け調整することで合意した。一方、野党が稲田朋美元防衛相や岡部俊哉前陸上幕僚長らの国会招致を求めたのに対し、与党は慎重姿勢を示した。
イラク日報問題は6日、航空幕僚監部にも波及した。集中審議では、防衛省・自衛隊内での報告が遅れた経緯やシビリアンコントロール(文民統制)が機能していたかが改めて問われそうだ。菅義偉官房長官は同日の記者会見で「防衛省の職員一人一人が重く受け止め、再発防止に向けて真摯(しんし)に取り組む必要がある」と強調した。
与野党は日報問題に関し、「かつてない重大な事態」との認識で一致し、衆院安全保障委員会を来週中に複数回開くことで合意した。野党は「文民統制を踏みにじる問題」などと反発して5日の衆院本会議を欠席したが、与党の姿勢を評価し、国会審議に復帰した。
自民、立憲民主両党は先に、財務省文書改ざん問題などを審議するため11日に衆院予算委で集中審議を開くことで合意している。野党側は、日報問題を掘り下げて議論するため集中審議を別途開催するよう要求。与党側は「可能な限り努力する」と応じた。
[時事通信社]

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