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羽生、井山氏に栄誉賞授与=首相官邸で表彰式

2018-02-13 19:50

政府は13日夕、将棋で史上初の永世7冠を達成した羽生善治氏(47)と、囲碁で初めて2度の7冠独占を果たした井山裕太氏(28)に国民栄誉賞を授与した。安倍晋三首相は首相官邸での表彰式で「歴史に刻まれる偉業を達成し、多くの国民に夢と感動を、社会に明るい希望と勇気を与えた」と2人をたたえ、表彰状と盾を手渡した。
将棋、囲碁の棋士の受賞は初めて。表彰式後、2人は東京都内でそろって記者会見し、羽生氏は「棋士として引き続き前向きに進んでいかなくてはいけないと決意を新たにした」と語った。井山氏は「受賞は今後への期待と解釈している。少しでも成長していけるよう努力していく」と話した。
表彰式には棋界の関係者に加え、羽生氏の長女舞花さんも出席。受賞者2人には記念品として、「7冠」にちなんだ「七宝彩釉群鶴文硯箱(しっぽうさいゆうぐんかくもんすずりばこ)」と、硯、筆、墨が贈られた。2人はお礼の品を首相に返した。
羽生氏は昨年12月、新タイトル「叡王」を除く7大タイトル全てで永世称号を獲得。井山氏は同10月の名人位奪還により2度目の7冠独占を成し遂げた。
国民栄誉賞は「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与え」た人を対象に、1977年に創設された。スポーツや芸能の分野を中心に過去に23人と1団体が受賞している。
[時事通信社]

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