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断交「考えていない」=不法就労の北朝鮮人37人拘束―マレーシア首相

2017-03-08 20:16

【クアラルンプール時事】マレーシアのナジブ首相は8日、金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏の暗殺事件をめぐり関係が悪化している北朝鮮と国交を断絶したり、在北朝鮮マレーシア大使館を閉鎖したりする考えはないことを明らかにした。首相は「事態の解決へ(北朝鮮との)連絡のチャンネルを維持する必要がある」と述べた。国営ベルナマ通信が伝えた。
一方、地元紙ベリタ・ハリアン(電子版)によると、マレーシアのサラワク州では7日、当局が不法就労していた北朝鮮人37人を拘束した。北朝鮮が領内在留のマレーシア人の出国を認めない措置を取ったことを受け、マレーシア政府は同日、北朝鮮人の出国を禁じる対抗策を講じた。拘束が対抗策と関係しているかどうかは不明だが、マレーシアと北朝鮮の緊張は依然、続いている。
ナジブ首相は対抗策に関し、「北朝鮮と交渉する手段として実施しなければならない」と正当性を強調。在留マレーシア人の出国に向けた交渉について、慎重な対応が求められるため、秘密裏に行う方針を示した。
[時事通信社]

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