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豪雨災害ごみ、大きな負担=住民疲労、渋滞一因にも―倉敷・真備

2018-07-11 14:46

 堤防の決壊で広い範囲が浸水し、多くの犠牲者が出た岡山県倉敷市の真備町地区。水が引いた地域では、住民が泥にまみれた家具や畳などの片付け作業に追われている。水を含み、泥が付いた災害ごみは重く、家の外に出すのがやっと。最高気温が連日30度を超える暑さの中、大きな負担になっている。
 「5人で2日間やって、やっとこれ。まだ家にある。これが限界」。義母の自宅で片付けを手伝っていた岡山市北区の男性(58)は、家の前に運び出した家具などを眺め、疲れ切った様子で話した。
 義母宅の前の道路は、片付けを終えた住民が避難先などに戻る車で渋滞が起きている。男性は「どこかに運ぶにしても、こんなに渋滞していたら運び切れない」とこぼす。災害ごみを処理施設に持ち込むにも、罹災(りさい)証明を受けるため役所に向かうにも、渋滞が大きな障害になっているという。
 浸水した地域は、水が引くと復旧作業の大型車両や住民らの車で渋滞がひどくなった。住宅から道路に出された災害ごみが道幅を狭めており、車の擦れ違いに支障を来すこともある。
 片付けが進むにつれ、災害ごみは増えていく。「高齢者には大変だよ」。真備町辻田の男性(76)が嘆いた。親戚や知人が手伝いに集まり、トラックで地域の集積所に持って行ったが、5回では運び切れなかった。自宅の前には、まだ多くの災害ごみが積み上げられていた。
 1階部分が全て浸水した住宅では「家具が倒れかかり、家の中まで入れない。手前から少しずつ出すしかない」との声も聞かれた。暑さと疲労の中、災害ごみを片付ける作業が住民に重くのしかかっている。 
[時事通信社]

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