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取り戻したソニーらしさ=アイボ12年ぶり復活が象徴

2018-01-12 18:34

 ソニーが業績不振により、2006年に生産を終了させたペットロボットが12年ぶりに復活した。鳴き声の「ワンワン」にちなんで1月11日に発売した犬型ロボット「aibo(アイボ)」は業績を回復させ、先進性と革新性という「らしさ」を取り戻したソニーの象徴となりそうだ。
 「自分の夢であり、ソニーの象徴だ」。平井一夫社長は米ラスベガスで今月開かれた世界最大級の家電・IT見本市「CES」で、新型のアイボを紹介した。1999年に発売した初代アイボはペットロボの先駆けで、ソニーの革新性を示す商品だった。だが、業績が低迷する中、収益貢献の低い事業を続ける余裕はなく、打ち切りとなった。
 ソニーの連結業績はこの十数年間低迷し、09年3月期から4期連続、14年3月期から2期連続で大きな純損失を出した。人気商品「VAIO」を抱えるパソコン事業を売却する一方、赤字続きだったテレビは世界で戦う競争力を持つと判断し継続するなど、選択と集中を進め、業績改善を図ってきた。
 その結果、18年3月期に営業利益6300億円、純利益3800億円と過去最高益を見込むまで業績は回復した。アイボ復活の決断は黒字定着が見え始めた16年前半という。
 新型アイボは、家電製品への採用が急速に進む人工知能(AI)と通信機能を搭載し、「飼い主」によって行動が変わるなどリアルなペットに近づいた。平井社長は「人々の好奇心を刺激し続けるのがソニーの存在意義」と強調する。アイボには発想と技術で人々に感動を与えるというソニーの精神が宿っている。 
[時事通信社]

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