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3億8千万円奪われる=空港で韓国人発見、聴取―現金下ろした会社員被害・福岡県警

1970-01-01 09:00

 20日午後0時25分ごろ、福岡市中央区天神の駐車場で、男性会社員(29)が催涙スプレーのようなものをかけられ、直前に銀行で下ろした現金約3億8000万円入りのスーツケースを奪われた。現場から男2人が白いワゴン車で逃走し、福岡県警捜査1課が強盗致傷事件として行方を追っていたが、同市博多区の福岡空港で同日、多額の現金を所持していた韓国籍の男を含む数人を発見。事情を聴き、事件との関連を慎重に調べている。
 同課によると、男性は東京都足立区在住。都内の会社に勤務し、18日から福岡に出張しており、スプレーで皮膚などに軽傷を負った。
 男性は現金について「福岡市内の取引先に運ぶ予定だった」と説明。中央区天神のみずほ銀行福岡支店に事前に用意してもらい、20日に引き出して黒いスーツケースに入れた。
 男性は支店を出て、大通りを挟んだ駐車場に止めたレンタカーまでスーツケースを運んだ。左後部座席のドアを開けようとしたところ、背後から顔にスプレーをかけられ、スーツケースを奪われた。犯人は無言だったという。
 男2人はレンタカーの2、3台隣に止めてあった白いホンダ「ステップワゴン」で逃走。男性は立ちはだかって静止しようとしたが、車は駐車場出入り口のバーを壊して南方向に逃げた。通り掛かった機動捜査隊が猛スピードで走るワゴン車を発見。助けを求めた男性から事情を聞き、110番した。
 犯人は男2人とみられ、身長170〜175センチ。いずれも白いマスクをしていた。1人は30〜40代で灰色っぽい作業服を着ており、もう1人は黒の作業服姿だったという。
 現場は福岡市中心部のオフィスビルや商業施設などが立ち並ぶ繁華街で、福岡市役所の近く。 
[時事通信社]

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