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墜落2分前にUターン=トラブルか、救難信号なし―斜面に接触の跡・防災ヘリ事故

2018-08-11 19:46

群馬県の防災ヘリコプター「はるな」が同県中之条町の山中に墜落した事故で、はるなが墜落したとみられる2分前に、予定の航路を外れUターンしていたことが分かった。何らかのトラブルにより航路を変えた後、短時間で墜落した可能性があり、運輸安全委員会の事故調査官らが11日に現場入り、原因調査を始めた。
調査した奥山克也・航空事故調査官は「山の斜面の木に接触した跡があり、そこから60メートルにわたって機体が散在している」と述べ、ヘリが雲を避けようとした可能性などを指摘した。
県によると、はるなは登山道「ぐんま県境稜線(りょうせん)トレイル」の上空視察のため10日午前9時15分ごろ、前橋市のヘリポートを離陸。長野県との境にある渋峠付近を飛行中の同10時1分ごろ、県の位置情報確認システムへのデータ通信が途絶えた。
本来は墜落現場から十数キロ北東まで飛び折り返す予定だったが、同9時59分ごろ、渋峠の少し北東でUターンして南下。約2分後に墜落したとみられる。異常を知らせる交信はなく、救難信号も出されなかった。
はるなの飛行は登山道の危険箇所などの確認のためで、当初は9日の予定だったが、悪天候で10日に実施していた。
はるなには消防隊員ら男性計9人が搭乗。運航・整備を東邦航空(東京)に委託しており、同社の操縦士と整備士が搭乗していたが、操縦士は4月に県防災航空隊に配属され、7月中旬から救助救急業務を始めたばかりだった。
[時事通信社]

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