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猛暑から魚を守れ=売り場冷却に苦心―築地市場

2018-08-11 05:28

今夏の異常な猛暑で、東京・築地市場(中央区)の水産物売り場が想定を上回る高温に見舞われ、市場業者らは魚を冷やす対策に苦心している。同市場は外気の影響を受ける古い造りに加え、空調機などが老朽化。10月に豊洲市場(江東区)への移転を控えてコストの掛かる改修もできず、業者らは知恵を絞って、築地最後の夏を乗り切ろうと奮闘している。
築地市場の中でも特に温度に気を使っている冷凍マグロ売り場は、鮮度保持のため室温が約15度になるように温度管理している。しかし、熱帯夜が続いた7月半ば以降は、空調機の不具合から早朝でも18度程度までしか下がらない場所が現れ、マグロが解けだす懸念が出てきた。
このため、売り場を管理する卸会社は運送会社の協力を得て、販売時間の午前4時半直前まで、強力な冷凍機を備えたトラック内でマグロを保管。売り場に並べてからも、保冷シートや搬入口付近に積み上げた段ボール箱で冷気が逃げるのを防ぎ「何とか品質を保っている」と卸会社の担当者。
一方、アジやサバなど一般鮮魚の売り場は、外気にさらされて空調機もない過酷な環境のため、氷や保冷剤をふんだんに使ってしのいでいる。一般鮮魚の多くは、氷入りの発泡スチロール箱で流通しているため温度変化には比較的強いが、それでも暑い日は中の氷が解け始めるという。
対策として箱の中の氷を販売中に追加しているほか、箱の外側も氷や保冷剤で覆うこともあり、氷の使用量は8月上旬現在で「昨年の2倍近くに増えている」と卸会社は明かす。目利きのため、箱のふたを開けたサンプルですら、この時期は透明のフィルムで覆って劣化を防いでいる。
売り場から魚を引き取った仲卸業者も「(築地で)荷を置く時間を極力短くして、素早く納品している」と話す。
今年は厳しい残暑が予想されており、当面は暑さとの戦いが続きそうだ。
[時事通信社]

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